電子書籍の検討にあたって、Amazonが提供する「Kindle」にするか、楽天が提供する「Kobo」にするか、どちらを利用したら良いのか迷いますよね。
日本の電子書籍のシェアはKindleが1位、Koboが2位ですから、どちらを選んでもハズレはないかもしれません。
私自身、一度電子書籍を使い始めてから読書は専ら電子派になりましたが、「どちらが自分に合うだろう」と疑問を抱き、それぞれを長らく使用し続けました。
その経験を踏まえ、初めて電子書籍の利用を検討されている方から質問を受けたときは「原則、AmazonユーザーならKindle、楽天ユーザーならKoboの利用がお得になるよ。」と提案しています。
ここで「原則」と付けているのは、どの電子書籍が最も快適な読書生活の実現をもたらすかは、ご自身のライフスタイルによって決まるからです。
基本的には原則通りでも問題ないかと考えますが、自分のライフスタイルに照らしながら各性能を比較することで、自分によりぴったりの電子書籍を手にできるよう整理しましたので、快適な電子書籍ライフの一歩に繋がれば幸いです。
【比較で即決】KindleとKoboは何が違う?

会社の上司が「1週間に1冊は読書した方がいい」って言うのよね。
言ってる意味は分かるのだけど、本を買う費用を抑えたいし、それに充てられる時間もないから通勤中に電子書籍で読めたらいいなって思っているのだけど・・・。
KindleとKoboの差がよく分からなくて、どちらにしようか決められないのよね〜。
ネットショッピングに慣れた方だと、KindleとKoboのどちらがお得になるのかって疑問に感じますよね。
各提供元の情報を比較したところ、品揃えや支払い方法・セール規模はほぼ同等です。
違い「ポイントだけ」と言っても過言ではありません。
| Kindle | kobo | |
| 運営元 | Amazon.com (世界大手:NASDAQ上場) |
楽天株式会社 (日本大手:東証一部上場) |
| 品揃え傾向 | ビジネス書が強い (約320万冊以上) |
小説・マンガが強い (約300万冊) |
| 支払い方法 | クレジット・デビットカード Amazonギフト券 携帯決済 Amazonショッピングカード Amazonポイント |
クレジット・デビットカード クーポン 楽天ポイント 楽天キャッシュ |
| ポイント制度 | あり(1%〜5%程度) | あり(1%〜16%) |
| セール | 日替わりセール 月替わりセール 特定のキャンペーン など |
割引クーポン 楽天スーパーセール お買い物マラソン など |
ポイントの還元率が違うだけであれば、あなたがポイントを貯めたいのはどちらですか?
それゆえ、原則Amazonをよく利用される方はKindle、楽天をよく利用される方はKoboを利用した方が生活全体で考えた時にお得になると言えます。
ポイントもセールも特別変わらないのであれば、自分がよく使うサイトの電子書籍を利用すれば間違いないのね。
電子書籍入門者が自分に最適な相棒を選ぶ2ステップ!

原則どちらかを使えばお得かは分かったし、早速使ってみようかな〜。
でも、せっかくなら上手な利用方法とかないのかな?
ワシも本を読むのが好きで読書が日課なんじゃが、本が溜まっていく一方で困ってるんじゃ。
もっと読書を楽しみたいし、本の管理が上手くできるのなら電子書籍も試してみたいんじゃがのぅ。
電子書籍はスキマ時間での読書の悩みや費用・保管場所の悩みを解決してくれるとても便利なツールです。
「自分自身が電子書籍に何を求めるか」がはっきりさせると、Kindle・Koboのどちらが自分にとって最適か見えてきますので、次の2ステップでご自身の考えを整理していきましょう。
【ステップ1】電子書籍で読みたい理由・読みたくない理由を整理する
NTTコムリサーチとインターネットコムが行った調査によれば、電子書籍(・雑誌)を読む・読まない理由は以下のとおりでした。
(参考:NTTコムリサーチ「電子書籍に関する調査」)
<読む理由>
- 無料で入手可能な電子書籍(・雑誌)がある
- 持ち歩きに便利
- 読みたい電子書籍(・雑誌)がある
- 電子書籍(・雑誌)の値段が安い
- 紙の書籍(・雑誌)にない便利な機能がある
<読まない理由>
- 紙の書籍(・雑誌)の方が好き
- 画面では読みにくい
- 紙の書籍(・雑誌)で十分満足している
- そもそも書籍(・雑誌)を読まない
- 電子書籍(・雑誌)を読むのに必要な専用リーダーの値段が高い
これらの理由をまとめると以下の図のようになっていると言えます。
読むことでのメリットが多くあるものの、その手前で「電子機器に対する抵抗」が立ちはだかっていると言えます。

日々の読書を全て「電子」で行う必要はなく、「良いとこ取り」をしていきましょう。
スマホが普及した現代では暇つぶしにGoogle検索やYahooでニュースを読むのが当たり前になりましたので、電子機器で文字を読むことはそれほど苦に感じなくなりましたから、いざ使ってみると「使いにくさの壁」はほとんど無いに等しいはずです。
電子書籍の良いとこ取りをするにあたって、自分が読書に対して「どこまでの経済性を求めるか」、そして「どこまでの充実を求めるか」が利用する動機として存在します。
まずは、ご自身が電子書籍に何を求めているのか、一度整理しておきましょう。
【ステップ2】読書スタイルと自分の生活を照らし合わせる
自分自身が電子書籍に求めるものを整理できたら、続いて以下の図の中で自分の立ち位置はどこにプロットされるのか考えてみましょう。

これでもう、あなたのライフスタイルにぴったりな電子書籍は決まりましたね。
この選び方でもまだ不安の残る方は、次章でその疑問を解決しますね。
それでも不安・・・よくある3つの疑問に答えます!

ステップを踏んで考えたら、どの電子書籍を使うかの迷いがすんなり解けて決まってしまったけど、そのまま当てはめて良いのか少し不安だわ。。
そんな不安を解消できるよう、よく聞かれる疑問をまとめておきました。
なぜ2ステップで決めてしまって問題ないのかも、これらを知ればより納得度が深まるはず!
【疑問①】使い勝手って実際どうなの?差があるの?
「電子書籍」=「電子書籍リーダーが無いと読めない」と思っている方は誤認しています。
電子書籍はスマホがあれば読めますよ。
Kindle・Kobo共にアプリは無料ですから、まずはダウンロードして使い心地を確認してみましょう。
<Kindleのダウンロード>

<Koboのダウンロード>

試し読みをするにあたっては、青空文庫に登録されている無料の本が便利です。
パッと本が思い浮かばない人は、芥川龍之介の「藪の中」や「地獄変」を検索してみてください。
なお、アプリからは本の購入ができないため、Amazon・楽天の各ページに進んで購入を行う必要があります。
通勤中や旅行中に読みたいといった「気軽さ」を求めるなら、これで十分わね。
ページのめくりやすさや、マーカーの引きやすさ・探しやすさも実際に使って確認すれば間違いないわ。
ワシの場合は慣れるまでに時間がかかりそうじゃ。。
でも、文字の大きさを読みやすいサイズに変えられるのは助かる機能じゃな。
専用の電子書籍リーダーを使用すれば、もっと大きな画面で目に優しい読書が可能です。
しかし、電子書籍リーダーのスペックでKindleにするか、Koboにするかを考えるのは正直ナンセンスだと私は思っています。
なぜなら、スマホの機能が向上し、スマホの画面で十分という方も多いからです。
実際に通勤電車を見渡してみると、スマホで文字を読んだり、漫画を読む人はたくさんいますが、電子書籍リーダーを使って読書をしている人はほとんどいません。
カフェや自宅でゆっくり読みたい場合は、電子書籍リーダーの選択肢が出てきますが、購入したまま使う頻度が少ない「宝の持ち腐れ」になってしまっては勿体ないですからね。
ちなみにどうしても電子書籍に慣れなかったり、本の持ち歩きも、保管も困っていないと言う方であれば、紙の本だけを利用し続けると言う方法もアリだと思います。
本の購入費を抑えるだけなら、中古の本を活用するといった方法もあります。
どうしても手元に残しておきたい本を購入したり、不要な本を売却する手段として活用しましょう。
【疑問②】Kindle・Kobo、広い視野で考えるとどっちがお得なの?

既に説明したとおり、両者の大きな違いはポイントの付与が挙げられます。
Amazon・楽天共にポイントが付与されることを考えると、Amazonをよく利用される方はKindle、楽天をよく利用される方はKoboを利用した方が生活全体で考えた時にお得になると言えます。
ポイントの付与率を比較すると、Amazonでは作品によりますが1%から、楽天ではSPU(スーパーポイントアッププログラム)によって1%から最大16%付与されます。
楽天スーパーポイントを大いに利用されている方は、楽天Koboの方がポイント的にお得です。
>>楽天Koboの公式サイトへ進む
一方、Amazonをよく利用される方は「Amazon Prime会員」に登録している方も多いと思います。
Amazon Prime会員とは、月会費500円または年会費4,900円(いずれも税込)を払うことでAmazonから様々な恩恵が受けられる制度です。その特典の1つの「Prime Reading」を用いて「追加料金なし」で和書・洋書の数百冊を読むことが可能になります。
この数百冊はかなり厳選されていて、読みたくなる本がたくさんありますので、こちらで十分な方も多いと言えるでしょう。
さらには、Amazon Prime会員がKindle端末を購入すると、Prime Reading外の対象タイトルの中から毎月1冊無料で読むことができます。
>>Amazon Primeの公式サイトへ進む(※30日間無料体験可)
ワシのはAmazonも楽天もどっちをよく使うとも言えんのじゃが、その場合はどうしたらいいじゃろか?
前段として、もし万が一片方のアプリで使いにくい印象があった場合は、もう片方のアプリを利用することをおすすめします。
もし特にこだわりがなければ、以下のような判断がおすすめです。
「少しでもお金をかけたくない(生活費を抑えたい)」のであればKoboです。
楽天が提供するサービス、銀行や電気を始めとする楽天経済圏を活用すれば効率良くポイントが貯まり、ポイントで生活費を抑えることができます。
「読書と合わせて快適なプライベートを楽しみたい」のであればKindleです。
Amazon Prime会員に登録すると、買い物時のお急ぎ便が無料になるほか、映画やアニメ等が見放題の「Prime Video」や200万曲が聴き放題の「Prime Music」を追加料金なしで利用できます。
Amazonが提供するPrime Videoはとても充実したサービスですが、無料で観れるタイトル数が他の動画提供サービスに比べると若干劣ります。
もし映画やドラマ・アニメが大好きという方は、動画コンテンツが豊富なU-NEXTを利用しながら、U-NEXTが提供する読み放題の電子書籍を利用する方法もあります。
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【疑問③】読書を最大限楽しみたいならどっちがおすすめ?

とことん本を読みたい場合は、どっちを使った方が良いというのはあるんじゃろか?
際限なく読書を楽しみたいのであれば、Kindle Unlimitedに登録してKindleを利用することをおすすめします。
具体的に言い表すなら、月10冊以上本を読む方は、確実にKindle Unlimited一択です。
なぜなら、Kindle Unlimitedを利用すことで、120万冊以上の本を自由に読むことができます。
日本の大学図書館の蔵書数のランキング50位が120万冊程度ですから、Amazon Primeの登録料と合わせて毎月1,500円程度で大学図書館並みの蔵書を活用できると思うと、読書好きにはたまらない環境ですね。
そのほか、Amazonが世界有数企業ということもあり、Kindleにしかない本も多く存在します。
その点においても、「気になる本をたくさん読みたい」といった欲望を解消するには、Kindle Unlimitedが最適だと言えます。
>>Kindle Unlimitedの公式サイトへ進む(※30日間無料体験可)
じゃあ一方で、「時間潰しに読めれば特に拘らない」といった場合は何かいい選択肢はあるのかしら?
その場合は、もし読書量が多くなければ、原則通りにKindle・Koboを利用し、単品で購入する方法が最も経済的です。
一方、読書量が多い場合は、Amazon Prime会員への登録がおすすめです。
タイトル数に限りはありますが、月会費500円(税込)または年会費4,900円(税込)で読み放題になりますから、電子書籍を月2冊購入するよりも安く済みますよね。
「マンガや雑誌を際限なく読みたい!」といった要望もあるかと思います。
その場合におすすめなのは漫画30,000冊・雑誌350誌が読み放題の「ブック放題」です。
漫画・雑誌ともにトップレベルの蔵書数といった魅力だけでなく、月額金額も500円で済むといった経済性も魅力的です。
「マンガは不要で雑誌だけたくさん読みたい」という「トレンドに敏感な方」は、雑誌数450誌以上を月額418円(税込)で読み放題の「楽天マガジン」がおすすめです。
また、「マンガを読んだらついでにアニメ作品も観たい」という「とことんサブカルを極めたい方」は、一度紹介したU-NEXTを利用すればマンガ読み放題とアニメ見放題の両立が実現します。
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ここまで読んで、ステップ2の図の意味もより納得感が増してきたかな?
自分の生活スタンスに応じて、自分に合った快適な電子書籍ライフを実現しましょう!
【比較で即決】電子書籍リーダーはどれが最適?

自分にはKindleとKoboのどちらが合うかははっきりしたけど、専用の電子リーダーの機能もそれぞれ知っておきたいわ。
便利なものだったら使ってみたいし、持っている人も見かけるから気になるの。
そうだね、快適な読書の一助になる「電子書籍リーダーの性能」も、参考までに整理しておくね!
各エントリーモデルの比較
| Kindle Paperwhite | Kobo clara hd | |
| 価格 | 13,980円(税込)〜 | 15,180円(税込) |
| 容量 | 8 GBまたは32 GB | 8GB |
| ディスプレイ | 6インチ(モノクロ) 解像度300ppi |
6インチ(モノクロ) 解像度300ppi |
| 接続方法 | wifi またはwifi + 無料4G |
wifi |
| バッテリー時間 | 数週間持続 | 数週間持続 |
| サイズ | 167 mm x 116 mm x 8.18 mm | 157 mm x 111 mm x 8.3 mm |
| 重量 | wifi:182g wifi + 無料 4G:191g |
166g |
| 防水機能 | IPX8規格 | なし |
| 画面調整 | 明るさ可・色調不可 | 明るさ可・色調可 |
| 保証 | 1年間(別売の延長保証可) | 1年間 |
| 備考 | 広告なし:本体価格2,000円増額 購入制限:一人2台 |
– |
Kindle Paperwhiteは広告機能を付けることで価格を安く抑えられ、また防水機能が付いているのも魅力的です。
一方、Kobo clara hdは本体がやや小さく、また少し軽い分持ち運びに便利だと言えます。
ただ、8GB程度を購入するのであれば、その前にスマホの空き容量を確認してみましょう。スマホで十分かもしれませんよ。
>>Kindle Paperwhiteの公式サイトへ進む
>>Kobo clara hdの公式サイトへ進む
各最上級モデルの比較
| Kindle oasis | Kobo forma | |
| 価格 | 34,980円(税込)〜 | 34,980円(税込) |
| 容量 | 32GB (8GBも可:3,000円減額) |
32GB |
| ディスプレイ | 7インチ(モノクロ) 解像度300ppi |
8インチ(モノクロ) 解像度300ppi |
| 接続方法 | wifi またはwifi + 無料4G |
wifi |
| バッテリー時間 | 最大6週間持続 | 数週間持続 |
| サイズ | 159 mm x 141 mm x 3.4-8.4 mm | 177.7 mm x 160 mm x 4.2 – 8.5 mm |
| 重量 | 188g(仕様によって差異有) | 197g |
| 防水機能 | IPX8規格 | IPX8規格 |
| 画面調整 | 明るさ可(自動)・色調可 | 明るさ可・色調可 |
| 保証 | 1年間(別売の延長保証可) | 1年間 |
| 備考 | 広告なし:本体価格2,000円増額 購入制限:一人2台 |
– |
最上級モデルでは金額もほぼ同額です。
Kindle oasisの魅力はバッテリー残量を気にする必要がなくなるところであり、一方、Kobo formaは画面サイズが8インチまで大きくなり、マンガを読まれる方はこちらの方が読みやすいと言えそうです。
最近は6インチ程度の画面サイズのスマホも増え、機能も高くなってきただけに、エントリーモデルはそれほどスマホと変わりがないと言えるな。
一方、快適に読書をするなら値は張るが最上級モデルの機能が欲しいところじゃなぁ。
>>Kindle oasisの公式サイトへ進む
>>Kobo formaの公式サイトへ進む
参考までに、容量の目安をまとめておきます。
新書・小説(テキストベース)の本1冊分のファイルサイズを約1MB、マンガ(画像ベース)1冊分のファイルサイズを約40MBと仮定すると、保存可能数量は以下の通りとなります。
- 8GB ⇒ 新書・小説:約6,000冊、マンガ:約150冊
- 32GB ⇒ 新書・小説:約28,000冊、マンガ:約 700冊
まとめ 〜比較で納得。迷わず決まるKindle・kobo〜
- Amazonをよく利用される方(Prime会員は特に)はKindle、楽天をよく利用される方はKoboを利用した方が生活全体で考えた時にお得になる。
- 際限なく読書を楽しみたい方は、Kindleを使用してKindle Unlimitedのサービスを利用。
- たくさん読書ができれば本はこだわらない方は、Amazon Prime会員になり、Kindleで読書を行うと、お急ぎ便や音楽・映画を楽しみ放題の特典があり、生活の充実度が高まる。
- スマホが高機能化したこともあり、電子書籍リーダーはなくても利便性はほとんど変わらない。電子書籍を専用リーダーでより快適に楽しみたいのであれば、高機能の最上位モデルがおすすめ。
空いた時間に電子書籍で読書ができれば、日頃忙しくて時間が取れないと嘆いている方も読書を生活に取り入れることができます!
厳しい時代だからこそ無駄なくKindle・Koboを利用して、読書による知識磨き・生活の充実を図りましょう!
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