Udemyには、講座をあらかじめダウンロードして、インターネットにつながっていない場所でも学習できる機能があります。
通勤・通学中や飛行機の中、通信量を節約したいときには便利ですが、「スマホなら何でも保存できる」「一度ダウンロードすれば永久に見られる」「PCにも同じように講座全体を保存できる」と考えると少し違います。
2026年9月1日時点のUdemy公式ヘルプを横断して確認すると、iPhone・iPad・AndroidのUdemyアプリでは、コース全体・セクション・個別レクチャーをオフライン表示用にダウンロードできます。一方、保存した講座動画は暗号化され、基本的にUdemyアプリ内で視聴する仕組みです。また、一部コンテンツは30日後にアクセス期限を迎え、インターネットへの再接続が必要になる場合があります。
さらにPCでは仕組みが異なり、講師側がダウンロードを許可したレクチャーなどに限って保存できます。
この記事では、「Udemyはオフラインでどこまで使えるのか」を、端末別のダウンロード方法、保存できるもの・できないもの、30日制限、通信量、容量、PCとの違い、削除・トラブル対策までまとめて整理します。
- 結論|Udemyのオフライン受講はスマホアプリが基本
- Udemyアプリでダウンロードできる3つの単位
- Androidでコース全体をダウンロードする方法
- iPhone・iPadでダウンロードする方法
- 重要|ダウンロード動画は普通の動画ファイルではない
- 制限1|すべてのコンテンツをダウンロードできるわけではない
- 制限2|一部のダウンロード済みコンテンツは30日後に期限切れになる
- 制限3|オフライン動画を見ても通信が完全にゼロとは限らない
- Wi-Fiだけでダウンロードする設定もできる
- 容量が気になるならダウンロード画質を下げる
- PCでもUdemyをダウンロードできる?スマホとは仕組みが違う
- PDF・ソースコードなどの教材は動画とは別に保存できる
- 見終わった講座は削除して容量を戻せる
- ダウンロードできない・遅いときの確認ポイント
- 用途別|どこまでダウンロードしておけばいい?
- Udemyを完全オフラインで使う前の5項目チェック
- まとめ|Udemyのオフライン受講は便利だが「アプリ内保存」と理解して使う
- この記事の調査・出典について
結論|Udemyのオフライン受講はスマホアプリが基本
最初に、Udemyのダウンロード機能を端末別にまとめると次のようになります。
| 方法 | コース全体 | セクション | 個別動画 | 主な条件 |
|---|---|---|---|---|
| Androidアプリ | ○ | ○ | ○ | アプリ内のオフライン再生用 |
| iPhone・iPadアプリ | ○ | ○ | ○ | アプリ内のオフライン再生用 |
| PCブラウザ | △ | △ | △ | ダウンロードが許可されたレクチャー等のみ |
| スマホブラウザ | △ | △ | △ | アプリのような一括オフライン保存が基本ではない |
※○・△はUdemy公式の分類ではなく、公式ヘルプに記載された保存方法をもとに当サイトが整理したものです。
つまり、「Udemyを移動中や通信できない場所で見る」という目的なら、AndroidまたはiOSのUdemyアプリを使うのが最も分かりやすい方法です。

Udemyアプリでダウンロードできる3つの単位
Udemy公式では、Android・iOSともに次の3通りで講座を保存できます。
- コース全体
- 特定のセクション
- 個別のレクチャー
長い講座をすべて保存する必要はありません。「今週見るセクションだけ」「通勤中に見る3本だけ」といった保存もできます。
スマホの空き容量が少ない人は、講座全体ではなく必要なセクションやレクチャーだけを保存する方が現実的です。
Androidでコース全体をダウンロードする方法
Androidアプリでは、次の手順でコース全体をオフライン保存できます。
- Udemyアプリにサインインする
- 「My learning(マイラーニング)」を開く
- 保存したいコースを選ぶ
- 「Lectures(レクチャー)」右側のダウンロードアイコンをタップする
- 「Download Course」を選ぶ
ダウンロード後は「My learning」→「My courses」→「Downloaded」から保存済み講座を確認できます。
セクションだけ保存する
セクション見出しの右側にあるダウンロードアイコンから、そのセクションをまとめて保存できます。
1レクチャーだけ保存する
レクチャー名の右側にあるダウンロードアイコンをタップすれば、個別の講義だけ保存できます。
iPhone・iPadでダウンロードする方法
iOSアプリも基本的な操作はAndroidとほぼ同じです。
- Udemyアプリにサインインする
- 「My learning」をタップする
- 保存するコースを開く
- 「Lectures」の右側にあるダウンロードアイコンをタップする
- 「Download Course」を選ぶ
セクション単位ならセクション見出し横のアイコンから「Download Section」を選択し、個別レクチャーならレクチャー横のダウンロードアイコンを使います。
保存したコンテンツは、コース内の「Downloads」から確認できます。
重要|ダウンロード動画は普通の動画ファイルではない
Udemyのオフライン機能で最も誤解しやすいポイントです。
スマホアプリへ保存した講座動画は暗号化されており、基本的にUdemyアプリからのみアクセスできます。
つまり、一般的な動画ファイルを保存した場合のように、
- 写真・動画アプリに移す
- ファイルマネージャーからMP4として開く
- 別の動画プレーヤーで再生する
- PCへコピーして見る
といった使い方を前提とした機能ではありません。
Udemy公式のトラブルシューティングでも、ダウンロードした講座が端末のストレージ上で通常の動画ファイルとして見つからない場合があることを案内しています。
「ダウンロード=動画ファイルを自分のものとして保存する」ではなく、「Udemyアプリの中にオフライン再生用データを保存する」と理解すると分かりやすいでしょう。
制限1|すべてのコンテンツをダウンロードできるわけではない
Udemy公式は、モバイルアプリでもすべてのコースやコースリソースがダウンロード可能とは限らないと案内しています。
公式ヘルプでは、例として演習テスト(Practice Tests)も挙げられています。
そのため、長時間インターネットが使えない場所で受講する予定なら、「講座動画を保存したから講座の全機能が完全にオフラインになる」とは考えない方が安全です。
| 内容 | オフライン利用の考え方 |
|---|---|
| 講義動画 | アプリにダウンロードして利用可能 |
| セクション | まとめてダウンロード可能 |
| コース全体 | まとめてダウンロード可能 |
| 補足ファイル | 提供されていれば別途アクセス・保存できる場合あり |
| 演習テスト等 | すべてがダウンロード可能とは限らない |
| オンライン連携が必要な機能 | 完全オフラインでは利用できない場合がある |
制限2|一部のダウンロード済みコンテンツは30日後に期限切れになる
「一度ダウンロードすれば、何か月でもインターネットなしで見られる」とは限りません。
Udemy公式では、プラットフォームのセキュリティ対策により、一部のダウンロード済みコンテンツは30日後に期限切れになると案内しています。
期限切れになった場合は、スマートフォンをインターネットへ接続すれば再度アクセスできます。
ここで重要なのは、Udemy公式の表現が「すべて30日で削除される」ではなく、「一部のコンテンツは30日後に期限切れになる」という点です。
長期旅行などで数週間以上ネット接続が難しい場合は、出発直前に一度アプリをオンライン状態にしておく方が安心です。
制限3|オフライン動画を見ても通信が完全にゼロとは限らない
ダウンロード済みのレクチャーを再生するとき、Udemyアプリは動画本体の読み込みにモバイルデータ通信を使いません。
ただしUdemy公式は、アプリ内の機能読み込みや学習進捗の更新などで一部モバイルデータが使用される場合があるとも説明しています。
したがって、「海外で絶対に通信を発生させたくない」といった場合は、Udemyアプリ側だけでなく、スマートフォン本体の設定からUdemyのモバイルデータ通信をオフにする方が確実です。これはUdemy公式も案内しています。
Wi-Fiだけでダウンロードする設定もできる
長時間の講座をモバイル回線で一括ダウンロードすると、通信量が大きくなる可能性があります。
Android・iOSアプリでは、
- 「Account」
- 「Video Preferences」
- 「Download Options」
から「Download over Wi-Fi only(Wi-Fiでのみダウンロード)」を設定できます。
自宅のWi-Fiで講座を保存しておき、移動中は保存済み動画を見る、という使い方がUdemyのオフライン受講では使いやすいでしょう。
容量が気になるならダウンロード画質を下げる
動画講座を端末へ保存すると、その分だけスマートフォンのストレージを使用します。
Udemyアプリでは「Download Options」の「Video download quality」からダウンロード画質を変更できます。Udemy公式も、ストレージ使用量を抑える方法として画質変更を案内しています。
たとえば、スマホの小さな画面で音声中心の講座を見るなら、必ずしも最高画質で全講座を保存する必要はありません。
反対に、プログラミングやExcelなど画面上の細かい文字を見る講座では、画質を下げすぎると学びにくくなる可能性があります。
| 利用状況 | 保存方法の目安 |
|---|---|
| 音声中心の講義 | 画質を抑えて容量節約を検討 |
| スライド中心 | 文字が読める画質を確認 |
| プログラミング・ソフト操作 | 細部が読める画質を優先 |
| 空き容量が少ない | コース全体ではなく必要なセクションだけ保存 |
※上表はUdemy公式の画質推奨基準ではなく、公式の画質変更機能を前提に当サイトが利用目的別に整理したものです。
PCでもUdemyをダウンロードできる?スマホとは仕組みが違う
PCでもレクチャー動画をダウンロードできる場合がありますが、スマホアプリとは条件が違います。
Udemyでは著作権侵害への対策から、講師が受講生によるPCへの動画ダウンロードを許可していない状態が基本です。講師が設定を変更したレクチャーなどではPCへダウンロードできますが、すべての講座で使えるわけではありません。
ダウンロード可能な場合は、PCのレクチャープレーヤー右下にある歯車アイコンから「Download lecture」が選択できます。グレー表示されていれば、そのレクチャーはダウンロードできません。
またPCへ保存される動画の解像度は、Udemy.comで視聴時に設定していた画質と同じになります。たとえば720pで視聴している状態なら、ダウンロード動画も720pになります。
| 比較 | スマホアプリ | PC |
|---|---|---|
| コース全体のオフライン保存 | ○ | 基本は個別レクチャー単位・条件付き |
| 講師のPCダウンロード許可 | 基本的に不要 | 影響する |
| 保存データ | 暗号化されアプリ内で利用 | 許可された動画はPCへダウンロード |
| 移動中の利用 | 向いている | ノートPCが必要 |
「Udemyの講義をまとめてオフラインで持ち歩きたい」という目的なら、PCよりスマホ・タブレットの公式アプリを使う方が簡単です。
PDF・ソースコードなどの教材は動画とは別に保存できる
Udemy講座には動画以外に、PDF、デザインテンプレート、ソースコードなどの補足教材が付いている場合があります。
Androidアプリでは「More」→「Resources」から講義ごとのリソースを開き、ファイルの場合は端末側の手順に従って保存できます。
ブラウザ版でも、コースプレーヤーに表示されるリソースフォルダーからPDF、テンプレート、ソースコードなどをダウンロードできます。
つまり、「講義動画をオフライン再生する機能」と「講師が配布したPDF等をファイルとして保存する機能」は別物として考える必要があります。
見終わった講座は削除して容量を戻せる
ダウンロードした講座は端末から削除できます。
Androidでは、個別レクチャー・セクション・コース全体をそれぞれ削除できます。複数のコースを整理する場合は、「My Learning」→「Downloaded」から削除できます。
iOSでも、コースプレーヤーから個別に削除できるほか、「Account」→「Video Preferences」→「Your downloaded courses」から複数の保存済みコースを整理できます。
ダウンロードデータを削除しても、購入した講座そのものが「My Learning」から消えるわけではありません。必要になれば再度ダウンロードできます。
ダウンロードできない・遅いときの確認ポイント
Udemy公式は、モバイルアプリのダウンロードトラブルについて複数の確認方法を案内しています。
- インターネット速度を確認する
- ダウンロード画質を下げる
- コース全体ではなく個別レクチャーで試す
- アプリを開いた状態でダウンロードする
- 進行中のダウンロードを一度中止してやり直す
- スマホの空き容量を確認する
- 「Wi-Fiのみ」の設定になっていないか確認する
- スマホを再起動する
- 必要に応じてアプリを再インストールする
Udemy公式では、通信速度が5Mbps未満の場合、通信状態がより良いときにダウンロードすることなどを案内しています。
なお、アプリを削除して再インストールすると、保存していたオフラインコンテンツも削除されるため、再ダウンロードが必要です。
用途別|どこまでダウンロードしておけばいい?
Udemy公式の機能をもとに、実際の使い方を4パターンに整理しました。
| 利用シーン | おすすめの保存方法 | 理由 |
|---|---|---|
| 毎日の通勤・通学 | 次に見るセクションだけ | 容量を使いすぎず定期的に入れ替えられる |
| 飛行機・長距離移動 | 見る予定の複数セクション | 通信なしでもまとまった時間学べる |
| 海外旅行 | 必要講座+教材を事前確認 | 通信料を抑えやすい |
| 自宅Wi-Fiが不安定 | よく見る講座を事前保存 | 動画再生時の通信状況に左右されにくい |
| スマホ容量が少ない | 個別レクチャー | 見終わったら削除して入れ替えやすい |
※これはUdemy公式の推奨区分ではなく、公式仕様をもとに当サイトが利用状況別に整理したものです。
Udemyを完全オフラインで使う前の5項目チェック
- 必要な動画がすべてダウンロード済みか
- PDFなどの補足教材も必要なら保存したか
- アプリから実際にダウンロード済み講義を開けるか
- スマホの空き容量に余裕があるか
- 長期間ネットにつながない場合は直前に一度オンライン接続したか
特に旅行前は、「ダウンロードボタンを押したから大丈夫」と考えず、機内モードなどで一度再生できるか確認してから出発すると安心です。
まとめ|Udemyのオフライン受講は便利だが「アプリ内保存」と理解して使う
Udemyは、Android・iPhone・iPadの公式アプリを使えば、コース全体、セクション、個別レクチャーをダウンロードしてオフラインで視聴できます。
ただし、使う前に知っておきたい制限があります。
- スマホのダウンロード動画は暗号化され、Udemyアプリ内で視聴する
- すべてのコースリソースや演習テストが保存できるわけではない
- 一部コンテンツは30日後に再認証が必要になる
- 動画を保存していてもアプリ機能等で通信が発生する場合がある
- PCの動画ダウンロードは講師側の設定などによって利用できない場合がある
- PDF等の補足教材は動画とは別に保存する
- アプリを再インストールするとオフライン保存データは消える
普段はWi-Fi環境で次に見る講座をダウンロードし、移動中にオフラインで視聴、見終わったら削除して次の講座を保存する。この使い方なら、通信量とスマホ容量の両方を抑えながらUdemyを利用しやすくなります。
この記事の調査・出典について
調査日:2026年9月1日
調査対象:Udemy公式ヘルプのAndroid・iOSオフライン保存、PCへのレクチャーダウンロード、教材リソース、削除方法、ダウンロード設定、トラブルシューティングに関するページを横断して確認しました。
整理方法:公式情報を「端末」「保存単位」「保存先」「利用制限」「通信」「容量」「削除・再取得」の7項目に分けて比較し、利用シーン別の判断部分のみ当サイトで整理しています。
- Udemy Help Center「Androidアプリでのオフライン表示用にコースをダウンロードする」
- Udemy Help Center「iOSアプリでのオフライン表示用にコースをダウンロードする」
- Udemy Help Center「レクチャーをコンピューターにダウンロードする方法(有効な場合)」
- Udemy Help Center「講師がコースビデオをコンピューターにダウンロードできるようにする方法」
- Udemy Help Center「ブラウザーでコースリソースにアクセスする方法」
- Udemy Help Center「Androidアプリでリソースにアクセスする方法」
- Udemy Help Center「Androidアプリでオフライン表示用にダウンロードしたレクチャーまたはコースを削除する方法」
- Udemy Help Center「iOSアプリでオフライン表示用にダウンロードしたレクチャーまたはコースを削除する方法」
- Udemy Help Center「アプリでのダウンロードの問題に関するトラブルシューティング」
Udemyアプリやダウンロード仕様は変更される可能性があります。本記事は2026年9月1日時点で確認できたUdemy公式情報をもとにしています。

