Udemyの料金は本当に安い?通常価格・セール・定額プランを比較

Udemy

Udemyの講座を見ると、通常価格では1万円を超える講座がある一方、セールになると大幅に安く表示されることがあります。さらに現在は、対象講座を定額で受講できる「個人向け定額プラン」もあります。

すると迷うのが、「結局、セールで買い切るのと定額制ではどちらが得なのか?」という点です。

結論からいうと、Udemyの料金は年間に何講座受けるかで有利な方法がかなり変わります。

今回、Udemy公式の料金・定額プランの仕組みを確認し、さらにセール時の購入価格を1講座1,500円・1,800円・2,000円とした3パターンで、年間1~30講座を受講した場合の総額を計算しました。

その結果、たとえば年間27,500円の定額プランが表示されたケースでは、セール価格1,500円で買い切るなら年間18講座までは買い切りの方が安く、19講座目から定額制の方が金額上は安くなります。

ただし、定額プランにはUdemyの全講座が含まれるわけではなく、解約すると対象講座へのアクセスも終了します。一方、買い切った講座は学習期間の制限なく利用できます。

この記事では、単純な「月額はいくら」という比較ではなく、受講本数・利用期間・講座を残したいかまで含めて、どの買い方が向いているかを計算します。

結論|年に数講座ならセール買い、たくさん試すなら定額制を比較

先に結論をまとめると、Udemyの料金は次のように考えると分かりやすくなります。

使い方向いている買い方理由
年1~5講座程度セール時の買い切り年間支出をかなり抑えやすい
年5~10講座程度買い切り優勢セール価格なら定額年額より安いケースが多い
年10~15講座程度価格次第で比較セール単価と定額料金で差が縮まる
年15~20講座程度定額制も有力セール単価によって損益分岐点に入る
年20講座以上を幅広く試す定額制が有力対象講座なら追加料金なしで切り替えられる
特定講座を何年も見返したい買い切り購入講座は学習期間の制限なし
2~3か月だけ集中して大量受講月額定額制を比較短期間だけ契約する方法が使いやすい

ただし、この表の「年○講座」は絶対的な境界ではありません。

Udemyのセール価格も定額プランの表示料金も一定ではないため、この記事では後ほど自分の表示価格で損益分岐点を計算する方法も紹介します。

Udemyの料金は3つに分けて考えると分かりやすい

個人でUdemyを利用するときの支払い方法は、大きく次の3つに分けて考えられます。

料金の考え方支払い受講できる期間
通常価格で買い切り講座ごと学習期間の制限なし
セール価格で買い切り講座ごと学習期間の制限なし
個人向け定額プラン月額または年額契約期間中

Udemy公式では、個別に購入したコースについては、登録した講座を学習期間の制限なく受講できると説明しています。

一方、個人向け定額プランでは、契約期間中に対象コースを好きなだけ受講できます。

この違いがあるため、単純に「1年間でどちらが何円安いか」だけではなく、購入後も講座を残したいかも判断材料になります。

通常価格は固定ではない|「定価○円」と一括りにできない

まず注意したいのが、Udemyには「全講座の通常価格は○円」という一律料金がないことです。

Udemyでは講座ごとに価格帯が設定され、さらにプロモーションプログラムでは、カテゴリー、講座時間、市場での販売実績など複数の要素を使って割引価格が調整されます。

また、モバイルアプリではAppleやGoogle Play側の価格体系が使われるため、Web版と表示価格が少し異なる場合もあります。

そのため、この記事では「通常価格なら必ず○円」と仮定して計算するのではなく、買い切りをするなら実際に支払う価格を基準に比較します。

セール時はいくら?過去調査では1,500円・1,800円が中心

当サイトでは別記事で、2024年・2025年に確認できたUdemyのセール記録を調査しています。

その調査では、確認した112件のセール価格記録のうち、

  • 1,500円:59件
  • 1,800円:32件
  • 1,300円:13件
  • 1,600円:5件
  • 1,700円:2件
  • 1,200円:1件

となり、1,500円と1,800円の記録が多くなっていました。

ただし、Udemy公式でも、すべての講座が毎回同じ価格でセール対象になるわけではないと説明しています。割引価格は講座や市場、販売状況等によって変わります。

そこで今回のシミュレーションでは、買い切り時の価格を1講座1,500円・1,800円・2,000円の3パターンに分けました。

個人向け定額プランは月額・年額。ただし料金は必ず自分の画面で確認

Udemyの個人向け定額プランでは、対象となる高評価講座を契約期間中に制限なく利用できます。

2026年9月時点のUdemy公式ページでは、個人向け定額プランには26,000以上の対象コースがあり、個別購入では25万以上のコースから選べると案内されています。

定額プランには月額・年額の選択肢がありますが、Udemy公式はすべての利用者に共通する日本向け固定料金を公開しているわけではありません。また、定額プラン自体や年額プランがすべての利用者に同じように表示されるとは限りません。

そのため、ネットの記事に書かれた金額ではなく、自分のUdemyアカウントで現在表示される料金を最終確認する必要があります。

今回の料金シミュレーション条件

年間何講座受ければ定額制が有利になるのかを確認するため、次の条件で機械計算しました。

買い切り価格A1講座1,500円
買い切り価格B1講座1,800円
買い切り価格C1講座2,000円
定額プラン表示例月額3,000円
年額プラン表示例年額27,500円
比較する受講数年間1・3・5・10・15・20・30講座

月額3,000円・年額27,500円は、2026年7月に日本向けアカウントで確認された料金表示例を参考値として使用しています。Udemy全利用者に共通する固定料金ではありません。

また、「1講座受ける」は講座に登録するだけではなく、実際にその講座を利用すると仮定します。

計算式は単純で、買い切りは1講座の購入価格×年間受講数です。

年間1~30講座|セール買いと年額定額を比較

年間受講数1,500円で買い切り1,800円で買い切り2,000円で買い切り年額27,500円
1講座1,500円1,800円2,000円27,500円
3講座4,500円5,400円6,000円27,500円
5講座7,500円9,000円10,000円27,500円
10講座15,000円18,000円20,000円27,500円
15講座22,500円27,000円30,000円27,500円
20講座30,000円36,000円40,000円27,500円
30講座45,000円54,000円60,000円27,500円

差が大きくなるのは、やはり年間受講本数が増えてからです。

年間5講座なら、1講座2,000円で買っても10,000円。年額27,500円との差は17,500円あります。

年間10講座でも、1講座2,000円なら20,000円なので、まだ買い切りの方が7,500円安くなります。

一方、年間20講座になると、

  • 1,500円×20講座=30,000円
  • 1,800円×20講座=36,000円
  • 2,000円×20講座=40,000円

となり、年額27,500円の表示例なら定額制の方が金額上は安くなります。

損益分岐点|年何講座から定額制の方が安くなる?

年額27,500円を基準に、買い切りとの損益分岐点を計算すると次のようになります。

セール購入単価計算定額制が安くなり始める目安
1,500円27,500÷1,500=約18.319講座目
1,800円27,500÷1,800=約15.316講座目
2,000円27,500÷2,000=13.7514講座目

このシミュレーションでは、年間14~19講座前後が、買い切りと年額定額制の料金が逆転しやすいゾーンになりました。

ただし、これは「受けたい講座がすべて定額プラン対象」という条件での計算です。

定額プランに入っていない講座を別途購入すれば、その分だけ実際の年間支出は増えます。

自分の表示価格ならこの式で計算できる

定額プランの価格がこの記事と違っていても、次の式を使えば自分で判断できます。

年額料金 ÷ 1講座あたりの平均購入価格 = 損益分岐となる講座数

たとえば、自分の画面で年額30,000円と表示され、普段1講座1,500円程度で買っているなら、

30,000円÷1,500円=20講座

となります。

20講座では同額なので、21講座以上受けるなら金額上は定額制が有利になります。

「定額制だからお得」と考えるのではなく、自分が1年間に実際に受ける講座数を入れて計算するのがポイントです。

月額プランと年額プランは何か月で逆転する?

短期間だけUdemyを使うなら、講座数だけでなく利用月数で考える方法もあります。

月額3,000円・年額27,500円という表示例で計算すると、

27,500円÷3,000円=約9.17か月

となります。

利用期間月額3,000円の累計年額27,500円との差
1か月3,000円月額が24,500円安い
3か月9,000円月額が18,500円安い
6か月18,000円月額が9,500円安い
9か月27,000円月額が500円安い
10か月30,000円年額が2,500円安い
12か月36,000円年額が8,500円安い

この表示例なら、9か月までなら月額、10か月以上使うなら年額の方が安い計算になります。

逆に「3か月だけ集中してAIとPythonの講座を何本も試したい」という人なら、年額より月額プランの方が合理的です。

定額制が得なのは「修了講座数が多い人」だけではない

ここまでは講座数で比較しましたが、定額制には買い切りと少し違う使い方があります。

たとえば、Pythonを学びたいときに、

  • 講座Aを1時間試す
  • 難しければ講座Bへ変更する
  • 基礎だけ講座Cで補う
  • 必要な章だけ別講座でも確認する

といった「つまみ食い」がしやすいのが定額制です。

買い切りの場合は、講座を1本追加するたびに購入費が増えます。

そのため、年間に修了する講座が10本でも、実際には30講座を比較・参照する人なら、定額制の価値は単純な修了本数だけでは測れません。

一方、買い切りには「講座が手元に残る」強みがある

料金だけでは買い切りの価値を見落としやすい部分があります。

Udemy公式では、個別購入した講座は学習期間の制限なくアクセスできます。

たとえば、

  • Excelの関数を半年後にもう一度確認する
  • プログラミングのコードを仕事中に見返す
  • 資格取得後も参考資料として残す
  • 講座アップデート後に追加内容を見る

といった用途には買い切りが向いています。

一方、定額制は契約中に対象講座へアクセスできるサービスです。解約後も買い切り講座と同じように使い続けられるわけではありません。

注意|定額プランにはUdemyの全講座が入っているわけではない

定額制を料金だけで選ぶ前に、必ず確認したいのが対象講座です。

Udemy公式では、個別購入できる講座は25万以上ある一方、個人向け定額プランは厳選された26,000以上の講座と案内されています。

つまり、受けたい講座が必ず定額プランに含まれているわけではありません。

たとえば年間20講座受ける予定でも、そのうち10講座が定額プラン対象外なら、年額料金に加えて10講座を購入する必要があります。

定額制を申し込む前に、受けたい講座の紹介ページで対象になっているかを確認することが重要です。

定額プランは30日間返金保証の対象ではない

買い切りと定額制では、返金の扱いにも違いがあります。

Udemy公式では、個人向け定額プランは定額制商品であるため、買い切り講座と同じ30日間返金保証は提供されないと説明しています。

法律上必要な場合などを除き、全額または一部返金も基本的には行われません。

無料トライアルが表示される場合は、終了後に有料プランへ移行するため、継続しない場合は終了日も確認しておきましょう。

通常価格で買うならセールを待った方がいい?

急ぎでなければ、Udemyではセール価格と比較してから購入する価値があります。

当サイトの過去のセール調査では、2024年・2025年とも年間を通して多数のセール記録を確認しています。

一方、Udemy公式は、プロモーションの対象や価格は講座・受講者・市場等によって異なると説明しており、「○日待てば必ず1,500円になる」と保証されているわけではありません。

そのため、

  • 今日から仕事で必要 → 必要性を優先
  • 急がない → セール価格と比較
  • 複数講座を短期間に試したい → 定額制も比較

と目的別に考えるのが現実的です。

タイプ別|結局どの料金プランがおすすめ?

タイプおすすめ理由
年に2~3講座だけ受けるセール買い切り年間総額を抑えやすい
同じ講座を何度も見返す買い切り学習期間の制限なく利用できる
資格講座を1本だけ受けたい買い切り定額料金を払う必要性が低い
AI・ITなど複数分野を広く試したい定額制対象講座を切り替えやすい
年20講座前後以上使う定額制を比較料金の損益分岐点を超えやすい
2~3か月だけ集中学習する月額定額必要な月だけ利用しやすい
1年間ずっと学習する年額定額を比較月額を12か月続けるより安い場合がある
受けたい講座が定額対象外買い切り定額制ではその講座を受講できない

※上表はUdemy公式の推奨分類ではありません。公式の料金・アクセス条件と今回の計算結果をもとに当サイトが整理した判断です。

迷ったら「年間講座数」よりこの4項目で判断する

最後に、申し込み前は次の4つを確認すると判断しやすくなります。

  1. 1年間に実際に何講座受けそうか
  2. 自分に表示された月額・年額はいくらか
  3. 受けたい講座が定額プランに含まれているか
  4. 受講後も何年か見返したいか

たとえば「年間20講座受ける」としても、実際には3講座しか使わないなら、定額制のメリットは小さくなります。

反対に、講座を最後まで修了しなくても、毎月いろいろな講座を比較しながら学ぶ人なら定額制と相性がよくなります。

まとめ|Udemyは安いが「セール=最安」とは限らない

Udemyは、セールを利用すれば1講座あたりの負担をかなり抑えられることがあります。

ただし、年間の利用量が多くなると、買い切りを何本も積み重ねるより個人向け定額プランの方が安くなる可能性があります。

今回、年額27,500円という表示例で計算すると、

  • 1講座1,500円で購入 → 19講座目から定額制が安い
  • 1講座1,800円で購入 → 16講座目から定額制が安い
  • 1講座2,000円で購入 → 14講座目から定額制が安い

という結果になりました。

一方、年5~10講座程度なら、セール価格で買い切る方が年間支出を抑えやすい計算です。

ただし料金だけでなく、定額制は対象講座のみ・契約中のみ、買い切りは購入した講座を学習期間の制限なく利用できるという違いがあります。

Udemyで本当に得な買い方は「一番安く表示されたプラン」ではありません。自分が年間何講座使い、どのくらいの期間学び、あとで講座を見返すかまで含めて選ぶのがおすすめです。

この記事の調査・計算について

調査日:2026年9月2日

確認対象:Udemy公式のコース価格設定、プロモーション価格、個人向け定額プラン、定額プラン対象講座、買い切り講座のアクセス期間、返金条件等を確認しました。

料金シミュレーション:買い切り価格を1講座1,500円・1,800円・2,000円と仮定し、年間受講数との積で年間購入額を計算。定額制は日本向けアカウントで確認された月額約3,000円・年額約27,500円の表示例を使って比較しました。

重要:月額3,000円・年額27,500円はUdemy公式がすべての利用者に保証している固定料金ではありません。実際の契約時は、自分のアカウントに表示された最新料金を確認してください。

計算方法:買い切り年間総額=1講座単価×年間受講数。年額定額との損益分岐点=年額料金÷1講座平均購入価格。月額と年額の損益分岐利用月数=年額料金÷月額料金で算出しました。

  • Udemy公式「Plans & Pricing」:個別購入と個人向け定額プランの違い、対象コース数等を確認
  • Udemy公式「個人向け定額プラン」:対象コース、月額・年額課金、個別購入との違いを確認
  • Udemy Help Center「Udemyコース価格設定:学習者のよくある質問」:価格変動、買い切り、定額制について確認
  • Udemy Help Center「講師:Udemyのコースの価格帯」:価格帯、地域別価格、モバイル価格について確認
  • Udemy Help Center「講師のプロモーション契約、Udemyプロモーションプログラム、Udemy定額制プログラム」:割引価格の決定方法を確認
  • Udemy Help Center「個人向け定額プラン:よくある質問」:対象講座、アクセス条件、定額制と買い切りの違いを確認
  • Udemy Help Center「定額制プラン」:無料トライアル、解約、返金条件等を確認

Udemyの料金、セール価格、定額制プラン、対象講座数、無料トライアル等は変更される可能性があります。本記事は2026年9月2日時点で確認できた情報をもとにしています。

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